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僕らの世代は色が変わるレンズなんて、メガネ屋になるまで知りませんでした。
詳しいことは良く分かりませんが、レンズの色が変化するのです。
詳しい内容は先輩、下のほうの松木先輩のウンチクを見てください。
メガネ掛けたまま、ちょっと外に出たとき、眩しさに敏感な方には楽です。
いちいち度付サングラスに替えるほどでもないし・・・度付サングラス作って2個もちあるくのもなぁ・・・という方へ便利なものがアールじゃありませんか。

その名も「HOYA SUNTECH(サンテック)
女性に人気の、あまり濃くならないキレイなカラーもありますよ。
昔はガラスレンズで、色もグレーとブラウンしか作れなかったので男性用に思われていました。今は調光レンズもプラスチックが主流で女性の方も、ブルー、ロゼのカラーが出ていて、ファッショングラスとしてお求めいただいています。

女性はちょっとノーメイクで近所へお買い物など。
色が変化する様子、見たいでしょう。遊びに来てください。

紫外線の量によって、色が変化して濃くなっていくのですが、良く間違われるのが、気温が高いと色が濃くなると思っている人が多いですね。
実際には、夏の海辺よりも、冬の雪山のように、気温が低く、紫外線が多い状況のほうが、色は濃くなります。また、普段使いも出来るレンズですが、注意点としては、全くの無色にはなりませんし、戻るにも時間がかかります(今は速くなりましたが)。
たとえば、営業職の方がお得意様への訪問時、室外からいきなり室内に入ると「サングラスをかけて来たのか!!」とおこられないように注意してください。
あと、今の車はフロントガラスが,UVカットになっている為、車内ではあまり変化いたしませんので、ご注意ください。

調光レンズの色のかわるしくみですが、レンズと一体化するDANP(ジアリルナフトピラン)と呼ばれる特別な感光性分子には、多くの染料が含まれ、それぞれが紫外線があたることにより反応し活性化されると、他の分子と結びつき特定の色を生み出すそうです。
そのため、調光染料は分子が動き、構造変化することにより発色/退色をしており、調光性能を高めるため、調光層のコートは通常のレンズ材料より柔らかくしているのです。よってコートが柔らかいほど、反応スピードが速くなるという特性があるわけです。

以前からあるガラスの調光レンズは、紫外線によりレンズに練りこんである『ハロゲン化銀』が紫外線によって銀とハロゲンの原子に分離する事によって着色し、色が消えるという可逆反応を利用して、明るい場所では、サングラスのような働きをするレンズなのです。
屋外に出たときは着色し、室内に入ると徐々に紫外線が除かれるとまた結合して薄くなる特性なのです。

今や欧米では常用メガネの30%位が調光レンズと言われているくらい人気のレンズです。日本ではまだまだサングラスとの位置づけですが、一部には最近よく耳にする「黄斑部変性症」の予防の効果もあるといわれております。
まぶしさを防ぐ為だけでなく、眼をいたわるためにもお使いいただきたいレンズです。